| やさしい経済教室
【問題】スイスの首都は?
みなさん、こんちにわ。
フィシピブログ担当の奥マヤです。
スイスフランの無制限介入終了から5日たちました。
今後歴史の中では、「スイスフランショック」と呼ばれそうです。
アルパリ社の破綻、FXCM社約2億2500万ドル・マネックス社1.6億円損失など影響が大きく、ニュースで取り上げられています。
正直、スイスの事をそんなに深く知らないのでこれを機会に少しだけ調べてみました(奥義ウィキペディア熟読)・・・がその前に問題です!
答えは・・・
ベルン
※ジュネーブではありません!
なんか・・・妖怪人間みたいですね。ベム・ベラ・ベルン♪みたいですが違います。
ベルンの位置です。(Google mapより)⇒http://goo.gl/LxA5pc
日本で有名なスイス企業は下記ですね。
【時計】
Rolex[ロレックス]
Omega[オメガ]
Swatch[スウォッチ]
Tag Heuer[タグホイヤー]
【食品】
Nestlé[ネスレ]
【その他】
Schindler Elevator[シンドラーエレベータ]
Philip Morris[フィリップモリス(タバコ)]
Adecco[アデコ(人材派遣)]
Credit Suisse[クレディ・スイス(銀行)]
また、円安スイスフラン高の影響だと思われますが、下記株価が上昇していました。
シチズンホールディングス [7762]
■株価の動き
■為替の動き(スイスフラン/円)
シチズンの株が上昇した理由の推測です。1スイスフランが「115円⇒135円」となったことで、スイス国内の輸出企業が不利になります。例えば、「1フランのお菓子があったとして、先週まではそれが115円で買えたのに、今では135円必要になるので不利」という事ですね。海外に対して値上げで商品が売れなくなる可能性があるという事です。そうなると、日本国内の人はスイス企業の時計ではなく、別のものを買おうかな?という人が増えてくると予測出来るので、シチズン株上昇という流れです。
スイスフランは、「金(ゴールド)より堅い」と言われていましたが今回の事でその伝説は無くなりそうです。
今後の世界経済の動向にもよりますが、2015年のニュースとして、リーマンショックなどと同等に扱われる可能性が大きいです。
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